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中央大学法修会研究室 創立70周年記念  

会長の挨拶SERVICE&PRODUCTS


     「法修会研究室の会長に就任して」

                      弁護士 加毛 修

 私は、2022年(令和4年)4月に、会員各位からのご推挙により、中央大学法修会研究室の会長に就任しました。
 微力ですが、会員の皆様のご指導ご協力の下に法修会のさらなる発展のために尽力させて頂きます。
 法修会は、山下裕辞(1期)先輩らが協力して昭和29年頃に設立されました。
 特に、山下先輩は、法修会設立以来法修会の発展と後輩のご指導にひとかたならぬ協力を頂きました。
 しかし、山下先輩はご逝去されました。
 ここに謹んで生前のご指導に感謝し心からご冥福をお祈り申し上げます。
 法修会は、この間、学者(研究者)、弁護士、裁判官、検察官、公認会計士、司法書士及び官公庁、自治体並びに経済界など各界に優秀な人材を輩出し現在に至っています。
 今後も法修会は、法曹界だけでなく、広く各界において活躍が期待されています。
 司法制度改革が実施された状況下において、法修会研究室の存在意義は何なのかを見極める必要があります。
 私は、法修会在室中から司法試験合格、司法研修所での研修、そして弁護士になってからも法修会の先輩、同僚、後輩、そして在室員に至るまで法修会会員としての見えない糸に結ばれた絆を感じており、弁護士業務での協力関係など法修会で育ったことに大きな恩恵を感じており、私の中で最も貴重な財産は法修会であり、この大切な財産を後輩に引き継げるようにしたいと思います。
 そのためには、法修会は、顧問、現室員、他のロースクールへの進学者、及び
OB・OGとの継続的な協力体制及び交流方法を築いていく必要があります。
 我々
OB・OGは、法修会室員が、初期の目的を達成するためにできるだけの協力をしたいと考えています。
 少なくとも、年数回以上の懇親の場を持ち、司法試験の枠を超えた様々な問題を議論することにより、司法制度の改革の方向性や法と正義及び人生の生き方を共に考えることが必要ではないかと考えています。


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